キャプチャーワン関係の情報をまとめています。
RAW現像ソフトを初めて使う方にも、Lightroomから移行を検討している方にも、わかりやすく伝えることを心がけています。
もし分からないことがあれば、「お問い合わせ」からお気軽にご連絡ください。内容を確認して回答させていただきます。
Contents
初期設定
Capture Oneは特に初期設定なしですぐ使用できますが、より使いやすくするためにはカスタマイズするのがおすすめです。
ツールのカスタマイズ方法
Capture Oneは自分が使いやすいようにツールをカスタマイズできる点がメリットです。
Lightroomから移行する方にも使いやすい、おすすめのカスタマイズ方法について説明しています。
マウスのスクロールで値を調整する方法などの小技も紹介。
ビューア(写真閲覧)の設定と使い方
写真をサムネイル表示して整理するための画面をビューアといいます。
Lightroomでは、ライブラリと呼ばれている画面のことです。
Capture Oneのビューア画面は、初期設定だと使いづらい点もあるので、使いやすくカスタマイズする方法を紹介します。
アップデート方法と旧バージョンの入手方法
Capture Oneは約1年ごとに新しいバージョンがリリースされます。
アップデートによって、便利な機能が追加されて使いやすくなるので、サブスクで利用している方は積極的にアップデートしましょう。
アップデートした後も旧バージョンを使うことができるので、アップデートして損はないです。
また、買い切り版を購入された方のために、旧バージョンの最新版をダウンロードする方法も紹介します。
例えば、最新バージョンはCapture One 23だけど、Capture One 22の最新版をダウンロードしたいという方も下記の記事をご覧いただければ方法が分かります。
無料のExpressインストール方法
結論から言うと、無料で使えるCapture One Expressは廃止されました。
2023年までで終了し、現在は有料のプランしか利用できません。
現在は利用できませんが、過去の記事は残しておきます。
ライセンスの切り替え方法など、Express以外にも参考になる点があると思います。サブスクから買い切り版にライセンス変更する場合など、参考にしてください。
>>無料のCapture One Expressインストール方法
セッションとカタログについて
セッションとカタログの違い
Capture Oneを使う上で初めに知る必要がある、セッションとカタログについて説明しています。
Lightroomから移行する方法も書いています。
セッションを使ったおすすめの運用方法
Capture Oneはセッションを使うのがおすすめです。
ここでは、実際にセッションを使って運用する場合の運用方法を紹介します。
ここで紹介している方法で運用すれば、バックアップなどの写真管理がやりやすく、「Lightroomで写真管理+Capture OneでRAW現像」という使い方もできるようになります。
別のPCでRAW現像の続きをやる方法
「デスクトップPCで途中までRAW現像して、続きをノートPCでやる」という場合、写真データだけでなく、調整値のデータも一緒にコピーする必要があります。
セッションで運用している場合、写真が入っているフォルダを丸ごとコピーするだけで簡単に調整値込みで他のPCにコピーすることができます。
この方法を使えば、Googleドライブなどのクラウドストレージを使って複数のPCからRAW現像することも簡単です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
セッションアルバムで複数フォルダの写真を閲覧
Capture Oneは、セッションでRAW現像するのがおすすめですが、唯一の欠点は、サブフォルダを参照できないことです。
このため、過去に撮影した写真をすべてまとめて閲覧したり、全部の写真から条件に合う写真をフィルターで探すのが面倒です。
この欠点を補うのが、「セッションアルバム」です。
セッションアルバムを使えば、セッションの欠点が解消され、快適に写真管理できるようになります。
Capture Oneの使い方解説
スピード編集の使い方
Capture Oneならではの便利な機能「スピード編集」について説明します。
Capture Oneで効率的に作業するためには必須の機能ともいえる便利な機能です。
キー設定を覚えなくても使えるように解説しています。
ショートカットは覚えられなくて苦手という方も、この記事を読めば簡単にできるようになります。
RAW現像の調整前後の比較方法
調整前後の比較方法を説明します。
全体の前後比較だけでなく、調整項目ごとに効果を確認する方法も説明しています。
この記事を読めば、RAW現像で調整した効果がよく分かり、適切な調整ができるようになります。
現像設定のコピーと適用
他の写真で調整した現像設定を別の写真にコピーする方法を紹介します。
Capture Oneには、調整値のコピー方法が複数あり、初めてだと分かりにくい部分もあるので、次の順番で丁寧に解説しています。
- 基本的な現像設定コピーの使い方
- 複数の写真に適用する方法
- 特定の調整値だけを適用する方法
- 設定コピーの上書きと追加書きについて
- 両矢印の「コピーと適用」の機能について
詳細はこちらのリンクからご覧ください。
ヒストリー(調整履歴)の代わりになる機能
Lightroomには、ヒストリーという機能があり、RAW現像で調整した履歴がすべて記録され、いつでも任意の場所に戻ることができます。
Capture Oneには、Lightroomのヒストリーと同じ機能がないので、代わりになる機能を紹介します。
その機能が、リセットです。
調整値を項目ごとに個別にリセットすることで、細かくやり直しができます。
また、調整値を一時的にリセットすることで、調整の効果を確認することもできます。
この記事を読めば、ヒストリーがなくても問題なく現像作業ができるようになります。
>>項目ごとに調整値をリセットして、調整値の効果を確認する方法
部分補正の使い方
Lightroomの補正ブラシ、円形フィルター、段階フィルターのように、Capture Oneにも部分的に補正を加える機能があります。
Capture Oneでは、「レイヤー」で部分補正ができます。
この記事を読めば、レイヤーの使い方がわかり、部分補正を自在に使いこなせるようになります。
スポット除去と修復マスクの使い方
写真の中の邪魔なゴミを取り除くスポット除去について紹介します。
Capture Oneは、「スポット除去」と「修復マスク」という2種類の方法で邪魔なものを消すことができます。
私は、修復マスクの方が汎用性が高くて好きです。
この記事を読めば、なぜ修復マスクの方がいいか、両者の違いが分かり、適切に使いこなすことができるようになります。
カラーエディターの使い方
カラーエディターは色ごとに調整ができる便利な機能です。
扇形のチャートの意味が分からず、敬遠しているしている方もいるかもしれませんが、わかってしまえば簡単です。
カラーエディターを使えるようになると、レタッチの幅が広がり、今までできなかった調整ができるようになります。
スタイルブラシの使い方
スタイルブラシは、調整値を塗るような感覚で使える便利な機能です。
写真を見ながら直感的に調整ができます。使いこなせば、他の機能を使わずスタイルブラシだけで調整することもできます。
Capture Oneの便利な機能の1つなので、ぜひ使ってみてください。
スタイルブラシの全効果紹介
組み込みスタイルブラシは全部で22種類あり、どれがどんな効果かわからず、何を使えば良いか迷うと思います。
この記事では、すべてのスタイルブラシの効果を紹介しています。
わかりやすく表にしているので、現像するときの参考にしてください。
調整値の上限以上に調整する方法
Capture Oneは、自然で美しい色を再現できるRAW現像ソフトですが、時には調整の効果が弱いと感じることがあると思います。
例えば、ハイライトやシャドウなどを最大まで上げて(下げて)も不十分で、もっと強く補正したいとき思ったことはありませんか?
実は、レイヤーを使うことで上限値以上に調整することができます。
下記の記事で具体的な方法を紹介しています。
透かし(作者名、署名)を写真に付ける方法
コピーなどの不正利用防止のため、写真に作者の名前などを薄く入れることをウォーターマークと言います。
Capture Oneでは、「ウォーターマーク」を使う方法と、「オーバーレイ」を使う方法があります。
それぞれの使用方法を紹介します。
プリントの設定(モニタと印刷の色を合わせる方法)
Capture Oneはプリントもできますが、プリント設定を正しく行わないと色がおかしくなります。
モニタの表示とプリントの色を合わせるための設定方法を紹介します。
カメラとパソコンを接続する「テザー撮影」の使い方
デザー撮影の方法
カメラとパソコンを接続して、撮影した写真をすぐにCapture Oneで確認することができるテザー撮影について解説しています。
デザー撮影でカメラにも保存する方法
以前のCapture Oneでは、テザー撮影の場合は、パソコンだけに写真データが保存され、カメラのメモリーカードには保存されなかったです。
しかし、2022年6月のアップデートで、パソコンとカメラ両方に保存できるようになりました。
カメラに保存するための設定方法、デュアルスロットの場合の振り分け、保存されるファイル名についてこちらの記事で紹介しています。
ワイヤレス テザー撮影
撮影した写真をすぐにパソコンに転送して確認する「テザー撮影」。
Capture One 22では、WiFiでワイヤレス接続してテザー撮影ができるようになりました。
接続手順を間違えるとうまくできないので、この記事を参考に設定してみて下さい。
Capture One 22新機能
パノラマ合成
Capture Oneでは、簡単にパノラマ合成ができます。
三脚を使う必要はありません。手持ち撮影でもまったく繋目がわからないほど高精度に合成できます。
合成した写真はRAWデータなので、合成後にレタッチできる点もCapture Oneの良い所です。
HDR合成
HDRとは、High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)の略です。
白飛びや黒つぶれを抑えて、1枚の写真の中に幅広い明るさが表現された写真にする機能のことです。
HDR合成するためには別売りのオプションが必要なソフトもありますが、Capture One 22なら基本機能として搭載されています。
カメラ内でHDR合成できるカメラもありますが、この場合は、JPEGになります。
Capture Oneは、RAWデータのHDRを作成することができる点が優れています。
HDR合成に必要な写真の準備の仕方、Capture OneでHDR合成する方法について説明します。
水平のオート調整
クリック1つで自動的に写真の水平を調整する機能がCpature One 22で追加されました。
実際には、うまくいく場合とそうでない場合があります。
どういう写真でうまくいくのか、逆にうまくいかないのはどういうケースか、検証してみました。
このことを理解して使うと、オート調整に任せられる作業がかなりあることがわかるので、作業効率が格段にアップします。
Adobe Lightroom, Photoshopとの連携
Lightroomで写真整理、Capture OneでRAW現像
セッションを使ったおすすめのワークフローを紹介しています。
この方法を使えば、Lightroomで写真を整理・管理して、Capture OneでRAW現像ということも簡単にできます。
もちろん、Capture One単体で管理・現像する場合も同じ方法でできます。
>>Lightroomで写真整理して、Capture OneでRAW現像する方法
Photoshopと連携する方法
Capture Oneは、RAW現像ソフトとして優秀ですが、どんなツールにも得意不得意はあるものです。
Photoshopでやった方が良いこともあるので、Capture Oneでレタッチした後に、Photoshopで処理する方法を紹介します。
Lightroomで作成したマスクをCapture Oneで使う方法
Lightroomは、2021年10月のアップデートでマスク機能が一新され、高性能なAIでマスクを作成できるようになりました。
とても便利な機能なので、Lightroomで作成したマスクをCapture Oneで利用する方法を考えてみました。
>>Lightroomで作成したマスクをCapture Oneで利用する方法
購入方法
サブスクと買い切りの価格比較と購入方法
Capture Oneの購入方法はサブスクと買い切りの2種類があるので、どちらがお得か比較してみました。
結論は、2年に1回程度の更新なら買い切り版が安くなります。
常に最新の機能が使いたくて、毎年更新するならサブスクの方が安いです。
詳細は下記の記事をご覧ください。
>>サブスクと買い切りの価格比較と購入方法
解約方法、月会員から年会員へ移行する方法
Capture Oneのサブスク解約手順は下記です。
- 公式サイトからログイン
- プラン&サービスマネジメントでプラン確認
- 購読をキャンセル
サブスクを月会員から年会員に変更する場合は、下記の手順です。
- 月会員のサブスクを解約
- 年会員のサブスクを購入
- ライセンスを変更
必ず公式サイトのマイページから、月会員のサブスクを解約する必要がある点にご注意ください。
Capture Oneのソフト上でライセンス停止しただけでは解約にはなりません。
詳細は下記の記事をご覧ください。
>>解約方法とプランの移行方法
Lightroomユーザーの疑問まとめ
Capture Onの用語が分からない、Lightroomで使っていたあの機能は、Capture Oneではどうなっているの?
といった、LightroomユーザーがCapture Oneを使い始めると疑問に思うことについて解説しています。
- バリアントとは?
- セッションとカタログどちらを使うべき?
- JPEG非表示にする方法は?
- サムネイル(ブラウザ表示)をトリミング後の画角で表示する方法は?
- ヒストリーは使える?
こちらの記事にまとめているので、気になる方はご覧ください。
左手デバイスの使い方
左手デバイスのTourBox Eliteを使うことで、作業効率をアップさせることができます。
TourBox Eliteはゲームのコントローラーのような機器で、レタッチの各項目を任意のボタンに割り当てて使います。
たくさんボタンがあると、配置を覚えるのが不安という方でも大丈夫。
下記のコツを意識して設定すると、直感的に使えるようになり、初めての方でも簡単に操作できます。
- 1ボタン1機能でシンプルな設定にする
- ボタンの割り当てを基本補正のみに絞る
- 使わない機能はOFFにして誤操作防止
おすすめの設定やプリセットはこちらの記事で公開しています。
>>TourBox Eliteを覚えず簡単に操作するおすすめ設定
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このブログがCapture Oneで困っている方の役に立てれば私もうれしいので、質問は大歓迎です。
作例
Capture Oneを使ってRAW現像した作例を紹介します。
もっと見たい方は、「作例」のカテゴリをご覧ください。