- TourBoxのダイナミックパネルって何?
- 何が今までと違うのか分からない
- 慣れていなくても簡単に使えるか不安
TourBoxのダイナミックパネルは新しい機能なので、こうした疑問を持つ方も多いでしょう。
この記事では、実際の画面を使いながらダイナミックパネルの特徴とメリットを解説します。
読み終えるころには、ダイナミックパネルが単なる作業効率化ではなく、作品レベルを引き上げる強力な機能であることが分かります。
これまでMacBookなどの限られた画面でRAW現像にストレスを感じていた方も、TourBoxのダイナミックパネルなら快適に。
場所を選ばず、高度なRAW現像を思い通りに行えます。
TourBoxのダイナミックパネルで、作業効率・作品クオリティ・時間と場所の自由を手に入れましょう。
Contents
TourBoxのダイナミックパネルとは?
TourBoxのダイナミックパネルがどういう機能か、実際の画面で分かりやすく紹介します。
Lightroomの調整スライダーを画面上に表示する機能
ダイナミックパネルはLightroomの調整スライダーと同じ見た目と操作性のパネルを写真に重ねて表示できる機能です。
ダイナミックパネルを使っている画面がこちら。

ダイナミックパネルには次のような特徴があります。
写真の上に重ねて表示できるので、通常画面の右端にあるLightroomの調整パネルを表示させる必要がありません。

Lightroomの調整パネルがそのまま飛び出したような操作感
調整パネルのためのスペースが不要になり、写真を大きく表示できるので、RAW現像の効果や被写体の細部が確認しやすくなります。
今までのTourBoxとの違い
今までのTourBoxも調整パネルが表示されていたけど、何が違うの?
何が変わったか気になりますよね。違いは画像を見てもらうのが早いでしょう。
こちらが今までのTourBoxのパネル

これに対して、ダイナミックパネルがこちら

今までと比べると次の点が改善されています。
従来のTourBoxは数値だけでしたが、スライダーが表示されたことで直感的に分かりやすくなりました。

Lightroomユーザーには馴染みやすい
ダイナミックパネルの使い方
ダイナミックパネルの使い方は簡単です。
まずはTourBoxを接続します。
- TourBox Consoleを起動
- BluetoothかUSBケーブルで接続

これだけでTourBoxの準備は完了。
Lightroomを起動すればダイナミックパネルが使えます。
Lightroomは標準画面でも問題ないのですが、ダイナミックパネルを最大限に活かすためには、フルスクリーンで使うのがおすすめです。
Lightroomの画面上のメニューから次のように選択しましょう。
ウィンドウ
⇒スクリーンモード
⇒メニュー付きフルスクリーン

メニューなしのフルスクリーンだとダイナミックパネルが表示されないのでご注意ください。
これで準備は完了です。
試しに十字キーをどれか押してみましょう。画面上にダイナミックパネルが表示されます。
十字キーのどれを押せばどの調整項目が出るかは覚える必要がありません。
その理由を次に説明します。
TourBoxのダイナミックパネルはここが使いやすい 3選
私が実際にTourBoxのダイナミックパネルを使って、使いやすいと思ったポイントがこちら。
それぞれ説明します。
配置を覚えなくても直感的に使える
ダイナミックパネルで調整するときの手順は次のとおりです。
- 十字キーでカテゴリを選ぶ
- スクロールで項目を選ぶ
- ノブで調整

TourBoxにはHUDというサポート機能があり、十字キーに割り振られたカテゴリが表示されます。

例えば、上ボタンを押すとホワイトバランスが表示されます。

ホワイトバランスには、「色温度」と「色かぶり」があり、スクロールを上下に動かすと選択できます。
調整値はノブを左右に回転させて変更します。
HUDで示されたとおりに選べる十字キー
縦方向の項目を選ぶときは、縦回転するスクロール
スライダーを左右に動かすときは、左右に回転するノブ
画面のイメージと手の動作が完全に一致するので、直感的に操作できるのです。

初めてでもすぐに使える
カスタマイズでよく使う機能をすぐ出せる
TourBoxで操作できるのは十字キーで選べる項目だけではありません。
他の項目も自由に設定できます。
- 割り当てるボタンを決めて
- 好きな項目を選ぶ

TourBoxにはカスタマイズに十分な数のボタンがあります。

こだわり派も安心のカスタマイズ性
TourBoxなら手元を見ずに操作できる
TourBox Eliteの形状は下記の特徴があります。
このため、ボタンを見なくても手の感覚だけでボタンの違いを認識できます。
触っただけでどこに何のボタンがあるかすぐに分かるので、配置を覚える必要がありません。
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ダイナミックパネルでLightroomの作品づくりがレベルアップする理由
TourBoxはただ効率化のための道具と考えられることがあります。
でも、ダイナミックパネルによって、効率化だけでなく、作品づくりがレベルアップするのです。
その理由がこちら
それぞれ説明します。
フルスクリーンで細部まで確認
ダイナミックパネルを使えば、Lightroomをフルスクリーンで使えます。
これにより、写真の表示サイズが大きくなり、細部まで確認しながらRAW現像できます。
使っているモニタサイズによりますが、22インチの場合、写真の表示サイズは約1.5倍に。

フルスクリーン表示にすることで、写真に集中できるというメリットもあります。

写真に集中して細部まで確認するから、RAW現像のレベルがアップ
13インチMacBookでも大画面で本格的なRAW現像
13インチのMacBookのように小さい画面だと、写真表示領域が狭くてRAW現像がやりづらいですよね。
結局、本格的にRAW現像するのは家に帰ってからというのはよくあります。
でも、ダイナミックパネルがあれば、フルスクリーンで写真を見ながらRAW現像できます。
Lightroomの調整パネルが不要なので、写真の表示サイズは22インチのモニタとほぼ同じ。

22インチモニタを持ち歩くことはできませんが、TourBoxならどこにでも持って行けます。
時間と場所を選ばず本格的なRAW現像ができるのです。
撮影したときの感動が残っているうちに現地でRAW現像することで、強い想いがこもった作品になります。

撮影したときの感動・想いは作品づくりに必須
写真から目を離さずに調整できる
LightroomでRAW現像するとき、調整バーの数字ばかり見ていませんか?
本当に見るべきは写真です。
画面を見ずに操作できるTourBoxのダイナミックパネルなら、写真の変化に集中できます。
「どれだけ自分の写真に向き合ったか」これが良い作品に必要な条件です。

調整バーの数字ではなく写真を見る
画面の見やすさ、写真に集中できる環境、そして直感的に扱える操作性。
TourBoxのダイナミックパネルは、作品づくりに欠かせないこれらの要素をすべて満たし、Lightroomでの表現力を一段と引き上げてくれます。
Lightroomの操作に少しでも不満を感じているなら、一度体験してみる価値があります。

作品のクオリティアップへの投資としても十分価値があります
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TourBoxの種類と価格 --- おすすめはElite Plus
TourBoxには4つのモデルがあります。
Elite Plus | Elite | NEO | Lite | |
---|---|---|---|---|
価格 | 43,967円 | 39,960円 | 24,980円 | 13,413円 |
接続方式 | Bluetooth & 有線 | Bluetooth & 有線 | 有線 | Bluetooth or 有線 |
ボタンの数 | 14 | 14 | 14 | 8 |
触覚フィードバック | ||||
Windows PC | ||||
Mac PC | ||||
iPad |
※「ボタンの数」は、ボタン、ノブ、ダイヤル、スクロールの合計数
おすすめはElite Plusです。
触覚フィードバックというのは、ノブやダイヤルを回したときに振動する機能。
機械的なダイヤルを回しているような感覚になり、1段階ずつ細かく調整できます。

触覚フィードバックなしは考えられないくらい、使い心地がいい
PCで使うだけならEliteでも問題ありませんが、iPadユーザーはElite Plusがおすすめ。
iPadを使った写真選別の効率が格段にアップします。
TourBox Elite Plusがない場合とある場合、写真選別(レーティング)の作業は次のようになります。

メニュー表示が必須のため、写真を表示できるスペースが狭くなります。
これに対して、Elite Plusならストレスなく写真選別ができます。
全画面表示で写真チェックできるので、iPad miniでも十分な大きさ。

左手だけで次々に写真を送りながらレーティングできるのは、本当に効率が良いです。

一度やってみると分かる快適さ
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公式サイトからの購入がお得
【まとめ】TourBoxのダイナミックパネルはこんな人におすすめ
TourBoxのダイナミックパネルについて紹介しました。ダイナミックパネルは次のような人におすすめです。
- Lightroomで効率化を図りたい人
- 写真に集中できる環境にしてRAW現像のレベルを上げたい人
- MacBookなど小さい画面で快適に作業したい人
ダイナミックパネルは、Lightroomでの作業を効率化するだけでなく、作品づくりの質を高めてくれます。
調整パネルを見ながらマウスで操作するわずらわしさから解放され、より写真の世界に没頭できるはずです。
設定も難しくなく、直感的に操作できるので、「難しそう」と感じている方にもぜひ試してほしい機能です。
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