水中撮影 作例

南伊豆の秘境「妻良(めら)」でダイビング。ダイナミックな地形と群れを楽しむ。

南伊豆の秘境「妻良(めら)」でダイビングしてきたので、どんな海だったか紹介します。

施設紹介

海の紹介の前にまずは施設の紹介です。

休憩所

港のすぐ横にサービスの建物があり、ここを休憩所として利用できます。

室内はこんな感じで、十分な広さがあります。

妻良は秘境のダイビングポイントで、ダイバーが少ないので、広々と使うことができます。
ウェットスーツのまま入れます。
ゴミ箱、貴重品ロッカーもここにあります。

飲み物などのサービスはありません。自分で準備しましょう。
外に自販機があるので、買い忘れても大丈夫ですが。

シャワー、トイレ

シャワーは休憩所のすぐ横に隣接しています。

個室のシャワー室が3つあり、特に男女は分かれていません。
更衣室がないので、着替えもここですることになります。

若干古さは感じますが、個室内は十分な広さがあり、かごもあるので、特に困ることはないと思います。
シャワーはもちろん温水で、十分な水圧があるのがうれしいです。

トイレは、シャワー室の横の建物で、1つだけあります。
ここも男女共用です。

トイレ棟

器材洗い場

施設の横に器材洗い場があります。

一番手前がカメラ専用桶で、奥の2つが器材洗い用です。

シャワーとホースが付いているので、BCDの中も洗うことができます。

洗い場のすぐ横に器材干し用の鉄パイプと網棚があります。

でも、完全にさびているので、器材にサビが付いてしまうのが困ります。

朽ちた鉄パイプが秘境を感じさせます。

朽ちた鉄パイプ

でも、基本的にダイバーが少なく、港はのんびりしていて人が少ないので、干す場所はいくらでもあります。
鉄パイプが使えなくても問題ないです。

ダイビングボート

ボートは施設のすぐ目の前の桟橋から出港します。

このアクセスの良さはすばらしいです。
桟橋は広く、器材準備がしやすいです。

ボートはちゃんとダイビング用に作られていて快適です。
伊豆のダイビングポイントだと、漁船そのままというのも結構ありますが、こんな秘境には似合わないくらいちゃんとダイビングボートです。

器材を置くスペースが広くて使いやすいし、船べりが高くないので、エントリーもしやすいです。

施設もボートも南伊豆の秘境のわりにはしっかりしていて、十分だと感じました。
もちろん、伊豆の有名ポイントの施設の充実さにはかないませんが、ダイバーが少なくて広く使えるので、のんびり過ごすことができます。

水中はダイナミックな景観が広がる

出港すると、まず目に入ってくるのが、伊豆半島のダイナミックな岸壁です。
5分くらいでポイントに着きます。

この荒々しい断崖がそのまま海の中に続いていて、水中もダイナミックな地形を楽しむことができます。

私が行ったときは流れがなく、のんびりと水中景観を楽しむことができました。

左右に切り立った崖がある水路を通るのも楽しいです。

切り立った崖の水路

伊豆の他のポイントではあまり見ないようなダイナミックな地形なので、地形好きダイバーには最高だと思います。

根に集まる魚たち

根の潮が当たる面には魚が群れています。

下の写真は、キンギョハナダイの後ろにメジナの群れがいて、なぜこの狭い範囲にこんなにいろんな魚が集まるのかと思うほど密集していました。

イサキの群れも見ることができました。

イサキの群れ

ダイナミックな地形で水深も深く取れるので、深場に行きたくなるかもしれませんが、浅場の方が魚が多くて楽しいと感じました。

でも、そこら中に魚がいっぱい群れているという感じではなく、潮が当たっているところに集中しているという感じなので、ある程度コース取りのセンスが必要かもしれません。

妻良は現地ガイドがいなくて、基本的にはセルフかショップツアーになります。
毎日潜っているガイドがいないので、事前情報がないのがつらいところです。

ダイナミックな地形と魚を撮影

妻良で撮影するなら、やっぱりこのダイナミックな地形を活かした写真が撮れるといいのではないかと思います。

下の写真は、「トンネル」と呼ばれる小さい洞窟があり、その中に群れる魚を撮影しました。

トンネルの魚たち

キンギョハナダイの群れも、ダイナミックな地形と一緒に撮影すると、他の伊豆のポイントとは違う雰囲気が出ていいです。

切り立った岩とキンギョハナダイ

全然レアじゃないミノカサゴも、ダイナミックな地形を背景に撮影すると勇ましさを感じます。

断崖の海を泳ぐミノカサゴ

このように、普通種でもダイナミックな地形を背景に撮るといつもと違った雰囲気にできるのが、妻良の楽しい所だと感じました。

まとめ

南伊豆の秘境ダイビングポイントの妻良に行ってきました。

秘境の割には、必要な施設がそろっていて、なによりもダイバーが少ないのでのんびりと過ごすことができるのがいいです。
近くの民宿に泊まって、ゆっくりと夏休みを過ごすには最高のポイントだと思います。

海は、ダイナミックな地形が広がり、何か出そうな予感を感じますが、現地ガイドがいなくて情報が少ないのが残念なところです。
何か「これが見たい」という感じで行く海ではないです。
ゆっくり泳いでいるだけでも気持ちいい海なので、浮遊感や地形が好きなダイバーにはぴったりの海だと思います。

伊豆の他の海では見られない水中景観を見ることができるので、一度は行く価値があると思います。

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