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【Capture One】スポット除去が大事 マクロ写真はミクロなゴミが気になる

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今回は、マクロ撮影の作例を紹介します。

マクロ撮影は極小の生物を撮影するので、ちょっとした小さなゴミの映り込みも気になってしまいます。
そんなときに便利なのが、キャプチャーワンのスポット除去機能。
小さなゴミを簡単に取り除くことができます。

極小の海の宝石「ツユダマガイ」

海の宝石といえば、一般的には真珠でしょうか。
ダイバー目線だと、ウミウシを想像する人も多いと思います。

でも、私は海の宝石といえば、ウミウサギやタカラガイのような表面がツルっとした貝が思い浮かびます。
下の写真のような貝です。

普通、貝といえば、貝の固い部分が常に外に出ていて、外敵から身を守っていますが、この種類の貝は、普段本体が貝を覆っています。
そして、外敵が近づいた時だけ、中に入ります。
そのため、貝に汚れや傷がつかず、ツルっとしていてきれいです。
このツルっとした感じに宝石を感じます。

今回見つけた「ツユダマガイ」は、3mmくらいの小さな貝で、淡いピンクがとてもきれいでした。

3mmくらいで極小なのに、ちゃんと目があるのがわかります。

マクロ撮影だから気になるゴミの写り込み

極小の貝をマクロレンズで撮影すると、小さな目もきれいに写っていいのですが、小さなゴミの写り込みが気になってしまいます。
目が小さいだけに、それと同じくらいの大きさのゴミがあると、すごく邪魔に思えてきます。

先ほどの写真も、私はゴミの写り込みが気になりました。
小さいので、わかりにくいかもしれませんが、拡大するとこんな感じです。

赤丸をつけた部分のゴミが、貝の目と同じくらいの大きさなので、結構存在感を感じてしまいます。

今回は、このゴミをCapture Oneのスポット除去で取り除きました。

スポット除去でゴミを取り除く

スポット除去は、そのまま「スポット除去」というツールがあるので、これを使います。

ここで注意するのは、タイプは「スポット」を選ぶことです。
他の選択肢として、「ダスト」もありますが、ダストだと全然ゴミが取れません。

スポット除去を選択したら、後は邪魔なゴミを選択するだけです。

まずは一番大きいゴミを選択しました。

他の部分も同様にやっていきます。

ゴミを取り除いた写真がこちら

スポット除去後
スポット除去前

きれいに除去できて、背景がすっきりしました。

スポット除去でダメなときは

今回はスポット除去で問題なくゴミを取ることができましたが、ゴミの大きさによってはうまくいかないことがあります。

そんなときは、修復マスクを使ってみてください。

詳しい使い方は、過去の記事で紹介しています。
スポット除去についても、使い方を説明しているので、ぜひご覧ください。

おまけ(マクロとミクロ?)

小さいものの撮影をマクロ撮影と言うので、「マクロ=小さい」と思っている方もいるのではないでしょうか?
でも、そうなるとミクロは?って疑問に思いますよね。

この記事のタイトルを見て気になった方もいるのではないでしょうか。

実は、マクロは、大きい・巨大という意味です。
小さいものをマクロレンズで撮影するときのマクロは、小さいものを大きく写すということで、「巨大」を意味するマクロという言葉が使われています。

ミクロが小さいという意味です。
NIKONは、マクロレンズのことを、マイクロレンズと言っています。
マイクロも小さいという意味があるので、NIKONだけは、小さいものを写すレンズという意味で、マイクロレンズと呼んでいるようです。

呼び方ひとつ取っても、各社独自のこだわりがあるようですね。

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