英会話のイーオンって、本当に話せるようになるの?って気になりませんか。
私は全然英語が得意ではないので、海外で困ることも多く、少しでも話せるようになりたいと思ってイーオンに5年間通っていました。
その後、イーオンをやめてDMM英会話を始めて、約2年継続しています。
この記事では、イーオンに通っていた私が、なぜDMM英会話にしたのか、イーオンに通って感じたメリット・デメリットを紹介します。
この記事を読めば、イーオンに通うと初心者でも話せるようになるのか、自分に合っているのかが分かり、最適な英会話教室を選ぶことができるようになります。
Contents
私の英語経験について
まず、私の今までの英語経験について紹介します。
中学~大学まで必須科目としての英語は学んできましたが、受験英語というか、会話が上達するような勉強はしてこなかったです。
大学は地方大学の理系なので、受験英語としても大した点数は取れていなかったです。
英語は苦手科目でした。
でも、旅行が好きだったので、英語が話せたら海外旅行も楽しいだろうと思って、大学のときに英会話のイーオンに入会しました。
就職してからも続けていましたが、仕事をしながら通うのは大変だったので、2年ほどで退会しました。
学生のときから数えると合計で5年ほど通ったと思います。
その後、数年間は英会話教室に通っていなかったのですが、2020年にDMM英会話を始めました。
英会話教室に5年も通っていたらすごく話せるのでは、と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
海外旅行に行くと、ほとんどの会話が一度で聞き取れないです。
この記事では、英語が苦手な私が感じた、英会話のイーオンの感想をお伝えします。
今はDMM英会話をしていますが、イーオンもDMM英会話もそれぞれにメリット・デメリットがあるので、この記事を参考に自分に合った学習法を選んでもらえたらと思います。
イーオンに通って英語が話せるようになったか?
結局、5年間イーオンに通って、英語が話せるようになったか? 結論を言うと、
通っている間は話せるようになった。
でも、通うのが大変でやめるとすぐに話せなくなった。
イーオンに通った経験から分かったことは、英語は日常的に使うことが重要ということです。
毎日話すことが何よりも大事なので、私はDMM英会話にしました。
そして、予習復習なしで、DMM英会話を受けるだけでTOEICが150点アップしました。
具体的なスコアとDMM英会話の活用方法はこちらの記事をご覧ください。
>>DMM英会話をただ受けるだけで150点アップした方法
この後、イーオンのメリット・デメリットを詳しく紹介するので、イーオンがご自身に合うかの参考にしてください。
英会話のイーオンについて
メリット
イーオンに通ってよかったと思う点は、
- 予習復習をよくするようになる
- 講師のレベルが高い
- 教材が優秀
- 友達ができる
予習復習をよくするようになる
イーオンは、週に1~2回教室に通ってレッスンを受けますが、次のレッスンの予習をするように言われます。
講師や他の受講生と対面で話すので、あまりにも何も準備していなくてまったく話せないと気まずいと思って、自然と予習復習をします。
独学だと、しっかり予習復習するのは結構難しいですが、教室なら継続できるのが良い点です。
これは、ダイエットのライザップと同じようなものだと思います。
食事制限の方法もトレーニングの方法もネットで検索すれば、ライザップと同じようなことをすることはできます。
でも、実際に多くの人が高いお金を出してライザップに通うのは、自分の意思だけで継続することがとても難しいからです。
英語の勉強も同じで、自主学習はついつい怠けてしまうので、続けるのが大変です。
ある程度、監視の目というか、見てくれる人がいることで続けられます。
講師のレベルが高い
講師はネイティブスピーカーか日本人で、レベルが高いです。
楽しく学習できるように盛り上げてくれるし、間違いもちゃんと指摘してくれます。
日本人講師もいるので、わからないところを日本語で質問することもできます。
ほぼ毎回、同じ講師が担当してくれるので、自分のレベルや趣味趣向を理解してくれているのも良い点です。
英語が苦手だと恥ずかしくてあまり積極的に話したくないと感じますが、イーオンの講師はフレンドリーに話しかけてくれるので、自然と会話をするようになります。
友達ができる
教室によっても違うと思いますが、私が通っていた教室は、とてもアットホームで楽しい雰囲気でした。
レッスンでは、会話の練習のために受講生同士で会話することがあり、自然な形でお互いのことを知れるので、講師や受講生同士で仲良くなって、プライベートで遊びに行くこともありました。
もちろん、学習だけに集中して、プライベートと完全に切り離すこともできますが、友達ができるとより楽しく学習できます。
ともに成長する仲間がいると継続できます。
教材が優秀
レベルや学習目的に合わせた教材が用意されていて、その教材に沿ってしっかり予習復習して教室に通えば、確実に英語が上達していきます。
通常のクラスで使う教材だけでなく、リスニングやスピーキングに特化した自主学習用の教材もあって、それがとてもよかったです。
後述しますが、イーオンで一番身についたのが自主学習用教材の「クイックマスター」です。
デメリット
イーオンであまり良くないと思った点は、
- 授業料が高い
- 教室に通うのが大変
- 振替がしずらい
授業料が高い
私は、グループレッスンとラウンドアップレッスンを受けていたので、週2回のレッスンでした。1回のレッスンは50分です。
イーオンのホームページを見ると1か月の授業料は、
グループレッスン 12,788円~
ラウンドアップレッスン 24,750円~
となっているので、月額37,538円ということになります。
これに、入学金、システム管理費、教材費がかかるので、年間費用は結構な額になります。
授業の契約は年単位で、途中解約は解約手数料がかかる点も良くないです。
教室に通うのが大変
時間と場所が限られているので、教室に通うのが大変でした。
大学生のときは、家から自転車で行ける範囲に教室があったので良かったのですが、就職してからは、電車で5駅ほど離れたところに通っていました。
仕事を定時で終わらせて毎週通うのは結構大変だったし、50分のレッスンのために往復1時間くらいかかるのは時間がもったいないと思うようになりました。
振替がしづらい
用事ができたりして行けないときは、別の日に振替ができますが、いつでも確実に振替ができるというわけではありません。
自分が受けているのと同じレッスンが開催されている日にしか振替ができず、振替先の席が空いていない場合もあり、予定を調整するのが難しいです。
今はどうか分かりませんが、私が通っていた教室では、1か月以内に振替分を使わないといけないという制約もあったので、振替できずに消滅することもありました。
私はダイビングとかで週末は思いっきり遊びたかったので、50分のレッスンのためだけに週末を1日使うのはあまりしたくなかったということもあり、振替がしづらかったです。
実店舗の英会話教室というのは、オンラインに比べると時間と場所の制約が大きいので、ちゃんと継続して通えるかというのが重要だと思います。
振替の条件等をしっかり確認してから入会することをおすすめします。
もっとも身についた勉強
5年ほどイーオンに通った中で、一番良かったと思うのは、自主学習教材の「クイックマスター」です。
状況に応じて使えるフレーズをCDを聞きながら繰り返し練習する教材です。
暗記するくらい同じフレーズを繰り返し練習するのですが、短い会話形式になっているので、使う場面が想像しやすく、実際に同じ状況になった時に反射的に返答ができるようになります。
日本語でもそうだと思いますが、会話をするとき、いちいち文法を考えて文章を組み立てたりしないですよね。
ある程度決まったフレーズを反射的に使っていると思います。
日本語でもしないような「考えて、文を構築して、話す」ということをしているから、英会話ですぐに返答できないのです。
クイックマスターは、反射的に出るフレーズを鍛えるもので、会話の瞬発力が一気に上達します。
イーオンで話せるようになるか?
という問いに答えるとすると、「クイックマスターをやり始めて格段に話せるようになった」というのは自信を持って言えます。
結局、自主学習が一番だったんだから、教室に通わなくても本屋に売っている似たような教材でもいいかなと思いましたが、クイックマスターのような良い教材はなかったです。
この教材だけでもまた買いたいくらいです。
また、自主学習教材ですが、毎週講師に練習の成果を見てもらうので、さぼることなく続けられました。
本当の自主学習というのは、かなり強い意志が必要なので、教室に通って適度なプレッシャーをもらうのは学習を進めるうえで必要だと思います。
イーオンに通った感想、DMM英会話にした理由
イーオンに通って、英語力は確実に上達しました。楽しく学習できてよかったと思います。
でも、上達していると感じたのは、熱心に通っていた学生時代だけです。
社会人になって仕事が忙しくなり、予習復習も十分にできなくなると、また英語ができない人に戻ってしまいました。
週に1~2回のレッスンだけでは、英語を話す機会が少なすぎます。
日常的に英語を使う機会がないと、せっかくレッスンに行っていてもあまり身につかないので、もっと普段から英語を使う機会を増やすことが必要だと思いました。
これがDMM英会話を始めようと思った最大の理由です。
DMM英会話なら、時間と場所の自由度が高く、毎日レッスンを受けることができます。
移動時間ゼロなので、単純にレッスン時間分だけ確保できれば気楽にレッスンを受けられるのが良いです。
DMMを始めてから、ほぼ毎日英語で話しています。
英語で話すということが日常になり、レッスン以外は特に勉強していないのにTOEICの点数が150点上がりました。
DMM英会話のメリット・デメリットなど詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
>>DMM英会話を2年間続けた結果わかったメリット・デメリット