日本最大級の夏フェスであるロック・イン・ジャパン・フェスティバル!
最大限楽しむためには、持ち物が重要です。
- 何を持って行けば良いか分からない
- 荷物が多くなってしまう
- 暑さ対策はどうすれば?
夏フェス初心者によくある悩みですね。
過酷な夏フェスでは、荷物を厳選して持って行くことが重要です。必要以上の荷物は体力を奪います。
私は、2014年からロッキンに参加している常連です。今までの経験から、厳選した持ち物を紹介します。
Contents
軽量コンパクトな暑さ対策のポイント
ロッキンは下記の特徴があります。
- 荷物を置く場所がない
- 非常に暑い
- 体力を使う
テントを設置して拠点を作れないので、荷物は常に持ち歩く必要があり、重い荷物は体力を奪います。
この点を踏まえた、ロッキンの持ち物と暑さ対策のポイントはこちら。
例えば、暑さ対策でロックアイスを持っていくと
- 氷で体を冷やせる
- 溶けたら飲料水になる
- 体力が減る後半に荷物が減る
このように一石三鳥です。
1つのアイテムで複数の用途に使えば荷物を減らして快適に過ごせます。
では、厳選持ち物リストを紹介します。
ロッキンの厳選持ち物リスト
テントやシートに荷物を置くことができず、クロークも完売という状況のため、荷物は常に持ち歩くことに。
必要なものはしっかり持ちつつ、軽量コンパクトが重要です。
2014年からロッキンに参加している経験を活かして必要な持ち物を厳選しました。
軽量バッグ |
ロックアイス |
ハンディファン(扇風機) |
ペットボトルの水とスポーツドリンク |
マフラータオル |
帽子 |
サングラス |
日焼け止め |
モバイルバッテリー |
ポケットティッシュ、除菌シート |
ワセリン |
レインコート |
レジャーシート(なくてもいい) |
軽量バッグ
荷物を軽くする第一歩は、バッグを軽くすることです。
いくら中の荷物を軽くしても、バッグそのものが重かったら意味がありません。
おすすめは、アウトドア用の軽量ショルダーバッグです。
私が愛用しているのは、「Granite Gear(グラナイトギア) パッカブル クーリエ」です。
このバッグのいい所は、
- わずか190gと軽量
- 今回紹介する荷物が全て入るほど大容量
- 肩ひもが太いため長時間でも疲れにくい
ただ、残念ながらパッカブルクーリエは現在売り切れ中のショップが多いです。
そこで、軽量なバッグを選ぶポイントを紹介します。
このポイントをおさえれば、軽量かつ十分な容量のバッグを選ぶことができます。
私が使っているバッグも下の画像のようにコンパクトに折りたたみできます。
折りたたみできるということは、薄くて軽量な生地で作られているということ
私が持っているものと近いバッグでおすすめはこちら。値段もお手頃なので、ロッキンのためだけに買っても損はないと思います。
他の商品も探してみたい方は、下記のボタンから検索してみてください。
ロックアイス
暑さ対策としてぜひおすすめしたいのがロックアイスです。
コンビニで280円くらいで売っています。
最強の厚さ対策は、氷で直接体を冷やすことです。
注意点は、蘇我駅周辺のコンビニではなく、電車に乗る前に買っておくこと
蘇我駅~ロッキン会場までのコンビニはどこも非常に混雑していて、会計だけでかなりの時間待ちます。
ロックアイスは溶けにくいので、事前に買っておきましょう。
クーラーボックスに入れると荷物が増えるので、タオルを巻いてバッグに入れるだけでいいです。
意外と長持ちするし、解けたらペットボトルに入れて飲料水になります。
足りなくなったら、会場内で購入もできます。
会場内のロックアイス売り場について知りたい方はこちらのリンクからどうぞ。
>>会場内のロックアイス売り場
ハンディファン(扇風機)
暑さ対策にはハンディファンも有効です。
次のポイントを押さえて選びましょう。
ロッキンは屋外なので、風力が弱い扇風機だと、外の風に負けてしまいます。
また、冷却プレート付きなのも重要です。ロッキン会場の外気温は40℃を超えることも。
熱風を送っても涼しくない
冷却プレート付きなら
- 冷風で涼しい
- 冷却プレートを直接体に当てて冷却
冷却プレートはOFFにもできるので、気温が低い時間はOFFでバッテリーを節約できるのも良いですね。
ペットボトルの水とスポーツドリンク
500mlの水とスポーツドリンクを1本ずつ持って行きましょう。
熱中症対策には、水だけでなくナトリウムを含むスポーツドリンクも必要です。
でも、スポーツドリンクだけも良くないので、主に水を飲んで、たまにスポーツドリンクという感じで。
会場でもポカリを売っていますが、1本300円もします。
さらに、行列に並ぶ必要があります。
蘇我スポーツ公園には自販機もありますが、ロッキンの間は同様の価格に値上げされます。
会場内で安く買える場所はありません。
上で紹介したロックアイスと、500mlのペットボトル 2本があれば、会場で買わなくても一日過ごせます。
水が足りなくなったら、会場内の給水スポットを利用しましょう。
給水スポットについてはこちらのリンクから御覧ください。
>>会場内の給水スポット
マフラータオル
汗を拭いたり、雨で濡れた時など、タオルが1枚あると便利です。
ロックアイスをタオルでくるんでおけば、溶けにくくなるし、さらにロックアイスで冷えたタオルが気持ちいいです。
普通のフェイスタオルでもいいですが、ロッキンに参加するなら、ロッキン公式のマフラータオルがオススメ。
ライブ中に振り回せば、フェスの一体感が感じられます。
ロッキン公式のタオルは、フェイスタオルとマフラータオルがありますが、マフラータオルの方がコンパクトでオススメです。
帽子
真夏の炎天下で行われるロッキンでは、帽子は必須です。
日差しを遮ることが重要なので、キャップタイプではなく、ハットタイプを選びましょう。
さらに、ロッキンの会場は風が強く吹くことがあるので、あご紐も必要です。
私は、ノースフェイスのものを使っています。
これの気にっている点は、
- メッシュで通気性がいい
- あご紐が付いていて、取り外しも可能
- 折りたためばコンパクトになる
サングラス
日差しが強いので、サングラスも必須です。
サングラスなしで一日中日差しの下にいると、かなり目の疲れを感じます。
ロッキンは人が多く、レンズが割れてしまうと危険なので、ガラスレンズではなく耐衝撃性プラスチックがオススメです。
日焼け止め
日焼け止めも必須です。毎年、日焼け止めを忘れて真っ赤になっている参加者を見かけます。
夏だから日焼けしたいとか思わない方がいいです。
汗をかいて落ちてしまうので、ウォータープルーフでUVカット効果が高いものを選びましょう。
日焼け止めを塗っても焼けるのがフェス。
普段使っているものより日焼け止め効果が高いものを買いましょう。
モバイルバッテリー
当日はスマホが必須。会場では下記のことにスマホを使います。
- 入場チケットの表示
- 前方入れ替えエリアのチケット表示
- 会場マップの確認
- タイムテーブルの確認
- 運営からの案内
- フードエリアでのスマホ決済
2022年は最終日の13日が台風で中止になりましたが、スマホのアプリで連絡が来ました。
フードエリアの決済については、現金や交通系ICカードも使えますが、それ以外はスマホが必須なので、スマホは非常に重要です。
途中で電源が切れないように、満タンに充電しておく必要があります。
そして、万が一のためにモバイルバッテリーがあると安心です。
モバイルバッテリーはたくさんの種類があるので、特にこれがおすすめというのはありませんが、100g程度の軽量なものを選びましょう。
下記のボタンを使えば、検索キーワードを自分で入力せず検索できて便利です。
モバイルバッテリーを持って行っても充電がなくなったら、会場内の充電スポットを利用しましょう。
充電スポットについてはこちらのリンクからご覧ください。
>>会場内の充電スポット
ワセリン
会場が変わって移動が短くなったとはいえ、フェスはよく歩きます。
そこで、問題になるのが靴擦れです。
履き慣れた靴を使ったとしても、次のような要因で靴擦れになる可能性があります。
- 普段テレワークで長時間歩かない
- ゲリラ豪雨で靴が濡れる
私は、今までロッキンで靴擦れになったことはなかったのですが、雨が降った日に初めて靴擦れになりました。
靴が濡れて、足の皮が弱くなっている状態で歩くと簡単に靴擦れになってしまいます。
靴擦れ防止には、ワセリンが効果的です。
靴擦れしやすい指やかかとにワセリンを塗っておくと、摩擦を減らして靴擦れの予防になります。
靴擦れは予想しなかった意外な場所にできる場合もあるので、会場に持って行って、少しでも足が痛いと感じたらその部分に塗るようにしましょう。悪化を防げます。
購入した状態のまま持って行くと荷物が多くなるので、100均などで小さい容器を買って小分けにして持って行くのがオススメ。
レインコート
天気予報が晴れでもレインコートは持って行きましょう。
- 突然のゲリラ豪雨
- 台風の影響による雨
など、夏は天候が急変して雨になることが多いです。
実際に、2022年は8月11日にゲリラ豪雨があり、数分で全身びしょ濡れになりました。
100均で変える簡易的なものが軽量化でオススメです。
下の画像は100均のレインコートですが、非常に軽くてコンパクト。
ビニール袋くらいの厚さしかない本当に簡易的なものですが、一時的に雨を防げればいいので問題ありません。
千葉会場は、フクダ電子アリーナや休憩用テントが用意されているので、そこまで避難できれば雨を防ぐことができます。
非難するまでの数分間だけなので、簡易的なレインコートで十分です。
ただし、100均のレインコートは一度使うとクシャクシャになってしまうので、数日間使う方は、もう少しちゃんとしてものを買いましょう。
ポンチョタイプがすぐに着用できてオススメです。
ポケットティッシュ、除菌シート
タオルだけでなく、ポケットティッシュもあるといいです。
フェス飯を食べて手が汚れてしまったときなどに便利なので、1つは持って行きましょう。
除菌シートも活躍します。食事前の消毒、汗をかいたときのリフレッシュなど。
ひんやりする汗拭きシートを持って行く方もいますが、食事前のお手拭きに使うと料理の香りを邪魔するので、シンプルな除菌シートがオススメです。
1日なら10枚入りで十分です。
ここでも軽量コンパクトが重要
レジャーシート(なくてもいい)
会場で横になってゆっくり休みたければ、レジャーシートを持って行くのもいいと思います。
でも、個人的にはなくても問題ないと思います。
ひたちなか会場と違って、千葉会場はシートゾーンに日陰がありません。
天気が良い日は暑くてゆっくり休めないと思うので、フクダ電子アリーナや休憩用テントを利用するのがおすすめです。
なので、レジャーシートは必須ではないです。
持って行くなら、100均のブルーシートが軽くておすすめです。
千葉会場はほぼすべての場所が芝生なので、薄いシートで十分です。軽さ重視で薄いものを選びましょう。
最終ステージまで見る予定で、夕方ゆっくり休憩したいという方は、シートがあるといいと思います。
日が暮れて涼しくなったころにシートに寝転がって、音楽を聴くのは最高の贅沢です。
タクシーアプリもあると便利
蘇我駅からロッキン会場までは歩いて行けます。
でも、当日は下記の特殊な状況により、タクシーを使った方が良い場合があります。
そんなときは、タクシー配車アプリのGOがおすすめです。
下記の紹介コードを使うと、500円分のクーポンが4枚もらえます。
mf-3zvkzc
クーポンを使って、4人で乗れば、1人あたり数百円で快適に駅まで帰れます。
会場周辺は人が多くて、スマホの電波が弱いので、会場でアプリをダウンロードするのは厳しいと思います。
事前にアプリをインストールしておきましょう。
ただし、クーポンの有効期限は1ヶ月です。8月に入ってからコードを入力するのがおすすめです。
アプリをインストールしておいて、スマートにタクシーを呼べると、こんないいことがあります。
みんなが困っているときにスマートにタクシーが呼べるとかっこいいですよね。
過酷な夏フェスでは、何が起こるかわかりません。事前にできる準備はしっかりしておきましょう。
下の写真のように、歩道はいっぱいでも車道はガラガラ。タクシーで行けば早くて楽ですよ。
紹介コードの使い方は下記の通りです。
- メニューを開く
- 「友達紹介」をタップ
- 一番下の「もらった紹介コードを登録」をタップ
- コード「mf-3zvkzc」を入力
下の画像のように、画面右下の三本線からメニューを開き、「友達紹介」をタップします。
下の方に下記のような画面があります。
「もらった紹介コードを登録」をタップして、コード「mf-3zvkzc」を入力してください。
紹介コードを登録すると、クーポンがもらえます。
クーポンの使い方
クーポンは、タクシーを呼ぶ前の画面で選択できます。
下の画像のような画面になるので、赤枠部分をタップしてクーポンを選択してください。
下記のような画面になるので、一番下の「クーポン」で「追加・選択」をタップしてクーポンを選択します。
タクシーを呼ぶ前にクーポンを選択する必要があるのでご注意ください。
会場で入手できるアイテム
今回紹介したアイテムの中で、会場内でも入手可能なものをまとめました。
会場内のロックアイス売り場
ロッキンでは、全国の夏フェスで唯一ロックアイス売り場があります。
サイズ | 容量 | 価格 |
---|---|---|
小 | 400g | 400円 |
大 | 600g | 500円 |
コンビニなら1,100gで300円以下
基本はコンビニで買っていって、足りなくなったら会場で買うと良いでしょう。
下の写真はロッキンのロックアイス(小)とコンビニの比較です。
ロッキンのロックアイスは、ジップが付いていないので、一度開けたら使い切る必要があります。
小サイズなら、氷が溶けたときにペットボトルに入ります。
冷たい水が飲めるのは嬉しいですね。
会場内の給水スポット
準備した飲み物がなくなったら、給水スポットを利用しましょう。
会場に3か所あり、飲用可の水道水があります。
給水スポットにあるのは水道だけです。
容器持参なので、飲み終わったペットボトルは捨てないようにしてください。
会場内の充電スポット
会場には無料の充電スポットが1か所だけあります。
ここでは、20分間無料で充電できます。
基本的には、自分でモバイルバッテリーを持って行くのが良いですが、困ったら利用しましょう。
ひたちなか会場の持ち物リスト
2024年はひたちなかでも開催されます。
基本的な持ち物は千葉会場と同じですが、ひたちなか会場は拠点づくりが重要です。
このことを踏まえた持ち物リストがこちら。
軽量バッグ |
ロックアイス |
ハンディファン(扇風機) |
ペットボトルの水とスポーツドリンク |
マフラータオル |
帽子 |
サングラス |
日焼け止め |
モバイルバッテリー |
ポケットティッシュ、除菌シート |
ワセリン |
レインコート |
レジャーシート |
簡易テント |
拠点づくりに必要なレジャーシートと簡易テントを持って行きましょう。
ひたちなかは拠点づくりが重要
ひたちなかの場合、テントエリアにテントを設置して拠点づくりができます。
拠点づくりのメリットは下記のとおり。
見るステージが違って、少し友達と別行動になることはよくあります。
拠点があると待ち合わせしながらゆっくり休憩できますよ。
パッと広げるだけのワンタッチテントがオススメです。
レジャーシートを持って行くときは、下記のポイントに注意して選びましょう。
シートのサイズはロッキンのルールで200cm x 200cmです。
コンパクトに収納できるものを選べば、ロッキンが終わった後もいろんなところに持って行けるので便利です。
ロッキン2024 開催日
2024年のロック・イン・ジャパン・フェスティバルは、下記の日程で開催されます。
例年どおり2週にわたって開催。
さらに!
今年は25周年を記念して、ひたちなかでも5日間の開催が決まっています。
合計4週間の熱い夏!
しっかり準備して楽しみましょう。
ロッキン経験者が感じた千葉会場の注意点
会場が千葉の蘇我スポーツ公園になり、様々な点が変更になりました。ひたちなかのときから通っている私が感じたメリット・デメリットを紹介します。
基本的にはメリットの方が大きく、千葉になって良かったと思いますが、今までと違うデメリットもあるので、注意が必要です。
ロッキン千葉会場のメリット
ロッキン千葉会場のメリットは次の通りです。
- 全体がコンパクトにまとまっていて移動が短い
- 隣接するステージは空き時間10分でライブが始まるため、ほとんど待たずにライブを見続けることができる
- 一番遠いステージ間(GRASS STAGEからPARK STAGE)でも10分程度で移動できる
- 前方入れ替え制で待たずに前列でライブが見られる
- フクダ電子アリーナが休憩場所として使えて快適
- 駅から歩いて行ける
- 沿線の駅のホテルが取りやすい
会場までも、会場内でも移動が楽になったというのが大きなメリットです。
会場までは、朝の混雑している時間で30分程度。比較的少なければ10~15分で到着します。
ただし、最終公演まで見た後は非常に混雑して1時間以上かかるので、日帰りの方は終電に注意が必要です。
ロッキン千葉会場のデメリット
ロッキン千葉会場のデメリットは次の通りです。
- テントエリアがなくなり、拠点が作れない
- シートエリアも荷物放置禁止のため、荷物は常に持ち歩く必要がある
- クローク(ロッカー)は連日完売で荷物を置く場所がない
- 日陰で寝れる場所がない
- ステージエリアはペットボトル以外の飲み物持ち込み禁止
- 紙のタイムテーブルやマップがなくなりスマホが使えないと不便
- 前方エリア入れ替えもスマホで入場のため、スマホが使えなくなると入れない
- スマホの電波状況が悪く、データ通信ができないことがある(通話は問題なし)
この千葉会場のデメリットから言いたい注意点は下記です。
今回紹介した持ち物リストは、上記の千葉会場の特性を考慮して厳選しています。
このリストの荷物を持って行けば大きく困ることはないでしょう。
ロッキン千葉会場の持ち物まとめ
2022年からロック・イン・ジャパン・フェスティバルは千葉会場に変更になりました。
千葉会場に参加した経験を活かして厳選した持ち物を紹介しました。
- 軽量バッグ
- ロックアイス
- ペットボトルの水とスポーツドリンク
- マフラータオル
- 帽子
- サングラス
- 日焼け止め
- モバイルバッテリー
- ポケットティッシュ、除菌シート
- ワセリン
- レインコート
- レジャーシート(なくてもいい)
千葉会場はテントやシートを設置して荷物置き場にすることができません。
そのため、厳選したアイテムで必要最低限のものを持って行く必要があります。
タクシーアプリのインストールも忘れずに!
この記事を参考にして、ロッキンを快適に楽しんでください。