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ダイビングでグローブをしない方がいいと思う5つの理由

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ダイビングでは、グローブをするのが一般的で、グローブ賛成派の意見は多いので、今日はグローブをしない方がいい理由を書いてみます。
実際、私は10年以上グローブなしでダイビングしていて、困ったことはありません。
今回は、様々な海でグローブなしで潜ってきた経験をもとにグローブなしがいいと思う理由をカウントダウン形式で紹介します。

グローブなしがいい5つの理由

第5位 カメラなどの器材の操作がしやすい

グローブなしがいい理由として、多くの人がすぐに思いつくのが、器材の操作がしやすいということだと思います。

ダイビング用のごわごわしたグローブをした状態だと、マスクを着けるのもやりづらいし、カメラやストロボの操作もやりづらいです。
私が愛用しているイノンのS-2000というストロボは、操作ダイヤルが小さいので、特に操作しずらいと感じる人が多いようです。

S-2000の操作ダイヤル

でも、私はグローブをしないので、まったく困ったことがありません。
むしろ、操作ダイヤルが大きいZ-330の方が使いづらいと感じます。

Z-330もワイド用として愛用していますが、ダイヤルが大きすぎて、意図せず設定が変わっていたり、運んでいるときにいつのまにかスイッチがオンになっていることがあります。
S-2000くらい小さくて、本当に操作したいときだけ動く方が使いやすいです。

Z-330の操作ダイヤル
このダイヤルのでっぱりの大きさはやりすぎだと思う

なんかストロボの紹介になってしまいましたが、素手だと器材の操作がしやすいというのは間違いないです。
これはみんなが思っていることで、私がグローブなしで潜っていると、「マツオさんは写真好きだからカメラ操作しやすいようにグローブしないんでしょ?」ってよく言われます。

確かにそれは理由の1つですが、実はそれほど重要ではなく、最下位の5位の理由です。
多くのダイバーが気付いていないグローブをしない理由があります

第4位 グローブはすぐ破れて経済的じゃない

第4位の理由は、すぐ破れるということです。
ダイビング器材で一番耐用年数が短いのがグローブではないでしょうか。
指先に穴が開いたグローブをしているダイバーはそこら中にいます。
丈夫な作りのグローブでも、岩やロープを無造作につかんでいたら、すぐ破れてしまいます。

なくても全然困らないグローブを何度も買い替えるのはもったいない感じがします。

第3位 意外と寒くない

冬にグローブなしで潜っていると、「見てる方が寒くなる」と言われることもありますが、意外と寒くないです。
特に水中は全然問題ないです。
寒いのは、ボートダイビングで海から上がった後の帰り道くらいです。

でも、セームタオルをBCDに入れておいて、海から上がったら手を拭けば、そんなに寒くないです。
「拭くだけでそんなに違う?」って思うかもしれませんが、全然違います。
ということで、寒くないと言えば嘘になるけど、この後に紹介するメリットを考えると、寒さは全然問題ないです。
さすがに、東北の冬の海などの極寒の海だとグローブをしますが、関東の冬くらいならグローブはいらないです。

ということで、みんながグローブをしたい理由が、私にとってはグローブをしたい理由にならないので、グローブはいらないです。

第2位 グローブ着脱の手間がわずらわしい

これが本当に嫌いです。
ただでさえ、ダイビングって器材が多くてやることが多いのに、エントリー前にグローブをするのは面倒です。

第2位のわりには、「めんどうだから」の一言で終わりですが、本音ってそんなものですよね。

一度グローブなしで潜ってみて下さい。
グローブをつけるという手間が減るだけで、自由を手に入れた気分になれます。

シンプルで物が少ないって自由です

第1位 自然とのふれあいを大切にしたい

最大の理由がこれです。
せっかく自然いっぱいの海に潜るのだから、然とのふれあいを大切にしたいです。

ダイビングでは、厳しい人だと水中のすべてのものに触れることがNGということもありますが、私は、海藻や海綿などを素手で優しく触るくらいならいいと思っています。
水中という特殊な環境のため、聖域のように扱われていますが、陸も海も同じ自然です。
なのに、森の中で草花に触れたり、虫を捕まえるのは良くて、水中は指一本でも触れたらダメという考え方にはすごく違和感があります。

むやみに触ることを推奨したいわけではありませんが、触れて感じる感動というものもあります。
グローブをしていたら感じない質感を敏感に感じることができます。

また、素手なので、ケガをしないように触れる箇所をよく見ます。
普通のダイバーがただの岩としか思っていないところにある海藻や海綿、ガヤなどの小さな変化にも気づくようになります。
ときには、見逃していてガヤに刺されることもありますが、そういう痛い思いをするのも含めて、自然にふれるということだと思います。
痛い思いをすると、無造作に触ることがなくなるので、グローブをしている人よりも自然への影響は小さくなります。

水中で自然を肌で感じるというのは、グローブをしていたら得られない体験で、私にとってはとても大切なことです。

まとめ

私がダイビングでグローブをしない理由を紹介しました。

  1. 自然とのふれあいを大切にしたい
  2. グローブ着脱の手間がわずらわしい
  3. 意外と寒くない
  4. グローブはすぐ破れて経済的じゃない
  5. カメラなどの器材の操作がしやすい

普段、ダイビングは全身が保護されているので、グローブを外すだけで自然との一体感を強く感じると思います。

初心者がグローブなしで潜るのは危険だとか、いろんな意見はあると思いますが、ネットを探してもグローブ推奨派の意見が多いので、グローブなしでずっと潜っている体験をもとに自分の感じたことを書いてみました。

グローブって絶対に必要なの?って疑問に思ったら、この記事のことを思い出してください。

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