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写真満載!軽量水中アクアスクーター Lefeet S1開封レポート

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水中スクーターのLefeet S1は、軽量コンパクトで、オプションを使えば大きい一眼カメラの撮影でも使えます。
撮影において、カメラの性能や撮影技術よりも重要なのは、撮影できる位置に「いる」ことです。
Lefeet S1を使うことで、撮影チャンスを各段に増やすことができるので、Lefeet S1は撮影機材と言っても良いほど、今後の水中撮影に欠かせない機材になると思います。
この記事ではたくさんの写真を使って、Lefeet S1本体や付属品について紹介します。

※記事内のサイズや重量は私が測定したものであり、公式の数値ではありません。誤差もありますので、参考程度とお考え下さい。

Lefeet S1の梱包状態

箱を開けると、日本語マニュアルと黒い封筒とが入っています。

封筒の中は、下記のものが入っています。
説明書は日本語版が別にあるので、この中で必要になるのは予備のOリングくらいだと思います。
個人的には、本体を固定するネジも予備が入っていたら良かったです。

  • ステッカー
  • 英語の説明書
  • 予備のOリング

ふたのスポンジを開けるとこんな感じで梱包されています。
無駄なく収まっていていい感じです。

本体

外観

電源スイッチとハンドルブラケットを取り付けるネジ穴があります。
電源スイッチは、スピード変更の操作も兼用になっています。
ボタンの周りに電池残量と現在のスピード設定(3段階)を示す表示があります。

重量と大きさ

電池なしの本体のみの重さは、1222gです。

  • 縦:31cm
  • プロペラ部の直径:10.5cm
  • ボタン部の直径:11cm

下の画像で見ると遠近感の関係で大きく見えますが、測ったら31cmでした。

付属品

充電器

充電器はアダプタ部分が結構大きいです。

  • 重さ 407g
  • 縦 14cm
  • 横 6cm
  • 厚さ 3cm

充電中はこんな感じです。
本体と電池を接続するのと同じ構造のコネクタが充電器についていて、それを電池に取り付けて充電します。

電池

  • 重さ 727g
  • 縦 14cm
  • 横 5.5cm
  • 厚さ 5.5cm

キャップが付属しています。
キャップはほこりが着きやすい素材になっていますが、実使用上は問題ないので気にしなくて良いと思います。
飛行機で、手荷物で運ぶときは電極を覆う必要があるので、このキャップは大事です。

キャップを外すと電極があり、これを本体と接続します。

電池容量は、97.68Whです。
航空会社の規定によりますが、100Whまでは個数制限なく持ち込みできる航空会社が多いと思います。
Lefeet S1はちょうど持ち込める容量に設定されています。預け荷物にはできません。
保安検査場で聞かれることもあるので、電池容量がどこに書かれているか覚えておくと良いと思います。
下の画像でRating:97.68Whと書かれている部分です。

リモコン

モータの回転を制御するリモコンです。
トリガーを引いている間はモータが回転し、離すと停止します。
手を離した状態で動かすことができないのは、うっかり手を放して暴走するのを防ぐためだと思います。
Lefeetが単独で走り出したら、フィンキックでは追いつけないと思います。

重さは224gです。バッテリーは内蔵です。

トリガーの逆側にあるボタンがリモコンの電源ボタン兼、速度調整ボタンです。
ボタンを押すたびに速度が3段階に変わりますが、リモコン側には速度を示す表示はないので、本体のパネルを確認しないと今の速度がわかりません。

下の図はリモコンを上から見たところです。
上側の丸いのが充電コネクタのキャップです。
下側の丸いのはキャップのストラップがつながっているだけで特に機能はありません。

キャップを外すとUSB Type-Bのコネクタがあります。
ここにスマホの充電器を接続して充電します。

充電用のケーブルは付属しています。
充電器は付いていないので、スマホの充電器を使います。
同じ袋に同梱されているネジは本体とハンドルブラケットをつなぐときに使います。

組み立て

ハンドルの取り付け

下の画像がハンドルブラケットという部品で、これに本体とハンドルを接続していきます。

GoProのようなアクションカメラをセットするための部品があるので、まずはこれを取り付けます。
先に本体を取り付けると、これが取り付けられないので先にやっておきます。

裏からネジで止めます。
ネジ山はコインでも締めることができるタイプなので、特別な工具は不要です。
本体を取り付けるときに使うネジと形がよく似ていますが、太さが違います。
これが同じサイズのネジだったら、本体固定用ネジの予備として使えるのですが残念です。

次に本体を取り付けます。
下の画像のように、溝があるので、ここに本体をスライドさせてはめます。

はめたら2か所のネジを止めます。
このネジもコインで締めることができます。

ネジを締めるとしっかり固定され、安定感があります。
溝にはめてからネジで止めるという構造なので、万が一ネジが緩んでもすぐに外れることはないと思います。
特に動作中は本体の電源ボタン側に押し付けられる方向に力が加わるので、ネジが外れても抜けづらい構造になっています。
安定感があるのは良いことですが、個人的にはワンタッチで外せる構造だとうれしかったです。
後述しますが、Lefeet S1には足に付けるための部品(別売)もあるので、ワンタッチで外せれば、状況に応じて手持ちか足に付けるかを切り替えられるのですが、ネジでしっかり止める構造なので、船の上で切り替えるのはちょっと面倒だと思います。

次に左右のハンドルを取り付けていきます。
まずは利き手ではない方にハンドルのみの部品を取り付けます。

ハンドルはネジを回すと上下に分かれるようになっています。

上の部分をハンドルブラケットの穴に通して、下の部分を締めると固定されます。

利き手側にはリモコン付きのハンドルを取り付けます。
リモコンも上下に分かれるようになっていて、ハンドルブラケットに通して固定します。

完成形

上の画像では取り付けていませんが、紛失防止用に手首に固定するストラップが付属しているので、これを取り付けて使うと良いと思います。

電池の取り付け

電池はプロペラと反対側にあるキャップを外して入れます。

このキャップには、Oリングは付いていないので、防水機能はありません。
電池と本体をつなぐコネクタ(バッテリーカバー)に防水機能があり、このキャップはコネクタを保護するためのカバーという感じです。

これが本体と電池をつなぐコネクタです。

コネクタの下の空間に電池を入れます。

コネクタを電池に押し込むようにしてはめます。

はめた後、キャップ部分を回転させて、バッテリーの角とキャップの角の形状が一致する角度まで回すと、キャップが固定されます。
これでしっかりと密閉され、防水効果を発揮します。

バッテリーの上にカバーを取り付けます。
でもこのカバーを閉める作業が一番大変です。
バッテリーが入ると全然余裕がなくなり、結構な力が必要です。

下の画像がLOCK位置まで閉めた状態ですが、少し浮いていて、バッテリーなしで閉めたときとは明らかに違います。
このカバーは、もともと防水機能はないので浮いていても問題ないのですが、もう少し余裕を持った作りにできなかったものかと思います。
ちなみに、私は3台で試しましたが、すべてこの画像のように少し隙間ができたので、こういう仕様なのだとあきらめるしかないです。

下の画像が電池を取り付けた状態ですが、電池の上面がバッテリーを入れる空間から少しはみ出ています。
もう少し空間が深ければ快適にカバーを閉められると思うのですが。

電源を入れると下の画像のように、本体側の電源パネルが点灯します。
速度は下の三段階で表示されます。

  • 弱(カメ)
  • 中(マッスル)
  • 強(ロケット)

説明書によると、バッテリーの持続時間は30~60分とのことです。
1ダイブ中ずっとつけっぱなしということはないと思うので、2ダイブくらいは使えそうです。

Lefeet S1進水式

海で使う前に風呂で試運転です。

これがカメモード(弱)で使った状態。
弱でも結構な水流で、片手で支えるのがつらいです。

次の画像はロケットモード(強)です。
かなりの勢いで、本体がほとんど見えなくなるほどの水流が発生します。
片手で支えるのはつらすぎるので、バスタブの壁に押し当てています。
知らずにやると結構な勢いで壁に激突するので注意してください。

Lefeet S1の水から上がった後の状態

そういうものなので当然ですが、バッテリーはびしょびしょになります。
コネクタを外して電池を取り外すときは、しっかり水洗いして海水が付着していない状態にしましょう。

コネクタを外すと下の画像のように水滴が付着します。
外す前にしっかり拭いても完全に水分を取り除くのは難しいのと、コネクタは結構きつくはまっているので外すときに衝撃があり、水滴が飛び散ります。
こうなる前提で、もし電極部分に水滴が入っても良いように、開封前はしっかり真水で洗いましょう。

当然バッテリーはびしょびしょですが、電極以外は濡れても問題ない構造なので気にする必要はありません。

Lefeet S1のカメラ派必須オプション

撮影機材としてLefeet S1を使うなら、両手で持つハンドルタイプだとカメラを持つことができないので厳しいです。
撮影するなら、足に取り付けることができるScuba Booster Strap Kit(別売)が必須です。
これで足に付ける場合は、1台だとバランスが取れないので、2台必要になります。

Scuba Booster Strap Kitと本体の接続は、ハンドルの時と同じネジを使います。

本体のネジ穴は、ハンドルのときに使った電源ボタン側のネジ穴ではなく、側面のネジ穴を使います。

側面のネジ穴ですが、片側の1つがシールでふさがっているので、カッター等でシールを切る必要があります。

本体を取り付けた状態

取り付け後の写真です。2台並ぶとかっこいいです。
ちゃんと本体の電源ボタンが2台とも前を向くように取り付けましょう。
腰と腿に固定します。

腿に固定するストラップは滑り止めが付いていて、素材も柔らかくて着け心地は良いです。

腿の固定はマジックテープです。
マジックテープ部分が一周分付いているので、足が細くても問題ないと思います。
私の知人が買ったScuba Booster Strap Kitはマジックテープが一周付いていなくて、アメリカンサイズで緩かったと言っていたので、改良されたのかもしれません。

Lefeet S1の価格

撮影に使うと考えると、本体2台+Scuba Booster Strap Kitが必要になります。
私が買った時の価格は下記の通りです。

Lefeet S1本体 88,000 × 2 = 176,000円
Scuba Booster Strap Kit 12,500 × 1 = 12,500円

合計(税込み):188,500円

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