RAW現像ソフトとして最も有名で利用者が多く、プロも使っている「Adobe Lightroom」。RAW現像の機能が優れているのはもちろん、写真整理も簡単に効率よく行えるのが特徴です。
Lgihtroomには無料体験版があり、さらに購入後でも2週間以内なら返金ができるため、使いこなせるか心配という方も安心して始めることができます。
この記事では、Lightroomを無料で使う3つの方法とLightroomの特徴について紹介します。
Contents
Lightroomを無料で使う3つの方法
Lightroomを無料で使うには次の3つの方法があります。
- 無料体験版のLightroomを利用する
- モバイル版Lightroomを利用する
- Adobe Stockのコントリビューターになる
順番にメリット、デメリットを紹介しながら解説します。
パソコン版Lightroomの無料体験版を利用する
パソコン版Lightroomは、7日間の無料体験が利用できます。
機能制限なく、すべての機能が使えます。さらに、7日間の体験期間終了後、14日以内なら全額返金保証があります。
パソコン版Lightroomの無料版を利用するメリット
- 無料で有料版と同じ機能が使える(機能制限なし)
- 操作性や動作確認ができる
- フォトプランならPhotoShopも無料で使える
- 無料期間中に編集した写真データは有料になっても引き継げる
パソコン版Lightroomの無料版を利用するデメリット
- 7日間を過ぎると自動的に有料に切り替わる
- 体験版は一度しか利用できない
実際は、デメリットというほどのデメリットはないです。Lightroomが気になっている方は絶対に無料体験版を使った方が良いです。
有料版に切り替わった後も、14日以内なら全額返金保証があるので安心です。
モバイル版Lightroomを利用する
スマホ、タブレット用のモバイル版Lightroomは無料で利用することができます。
モバイル版Lightroomのメリット
- 基本機能は永久無料で使える
- スマホやタブレットから気楽に写真編集ができる
- InstagramやTwitterなどのSNSにすぐにアップできる
- 他の写真編集アプリより本格的で高機能
- 写真撮影も可能で、シャッタースピードやISO感度などを自分で設定できる
モバイル版Lightroomのデメリット
- 無料版はRAW現像ができないなど機能が制限されている
- パソコン版より使える機能が少ない
一眼レフで撮影した写真を本格的にRAW現像したい場合、無料のモバイル版Lightroomではできません。
最低でも、次に紹介するプレミアムプランには加入する必要があります。
モバイル限定プレミアムプラン
モバイル版Lightroomは、アプリ内で課金することで、プレミアムプランに加入することができます。
プレミアムプランは560円/月で、モバイル版Lightroomのすべての機能が使えるようになります。
具体的にできるようになることは、
- RAW現像
- 邪魔なものを除去する修復ブラシ
- 部分的に明るさなどの各種調整ができるマスク機能
- 複数の写真の一括編集
- AIによるおすすめプリセットで簡単編集
- AIが人物を自動検出して、人物ごとに写真を並べ替え
プレミアムプランでRAW現像ができるようになるため、一眼レフで撮影した写真の編集にも対応できるようになります。
でも、私は本格的にRAW現像をするなら、モバイル版ではなく、パソコン版をおすすめします。
フォトプランは、パソコン版とモバイル版のLightroomのすべての機能が使えて、さらにPhotoshopも使えるのでお得です。
Adobe Stockのコントリビューターになる
Adobe StockはAdobeが運営する有料素材サービスです。コントリビューターというのは、販売する素材を提供する人です。
コントリビューターになり、一定の条件を満たすことで、Lightroomを無料で使うことができます。
Adobe Stockのコントリビューターになるメリット
- 写真素材を販売して収益を得ることができる
- 条件を満たせばAdobe製品が1年間無料になる
Adobe Stockのコントリビューターになるデメリット
- 審査を通過した写真しか販売できない
- Adobe製品無料の特典条件が厳しい
Lightroomを無料で使うための手段としては、おすすめできません。
写真1点ずつに審査があり、ハードルが高いです。
さらに、Adobe製品無料の権利を得るためには、1年間のダウンロード数が150回以上という条件があり、これを満たすのは簡単ではないです。
これからLightroomを使い始めるという方には無理です。
すでにLightroomを使っていて、多くの作品ストックがある方は、挑戦する価値があると思います。詳しい条件は下記リンクをご参照ください。
>>Adobeコントリビューターの特典条件
Lightroomを無料で使う方法のおすすめ
3つの無料の方法の中で、おすすめは無料体験版を使うことです。
7日間の無料期間に加え、14日間の返金保証があるため、実質21日間(3週間)無料で使うことができます。
3週間、Lightroomを使い倒して、Lightroomが自分に合うか確認してください。
私は、Lightroomなしでは写真撮影が考えられないほどLighroomをよく使っています。レンズ1本買うくらいなら、Lightroomにお金を使った方が良い作品が作れると思っています。
ここからは、なぜLightoroomがおすすめなのか、紹介します。
Lightroomが選ばれる3つの理由!
軽快な動作と優秀なAIで快適・簡単なRAW現像!
当然ですが、RAW現像(レタッチ)の機能が優れているのが最も重要です。無料のRAW現像ソフトの多くは動作がとても遅く、多くの写真を処理するのに向いていません。Lightroomの動作は非常に軽く、ストレスなくRAW現像ができます。
さらに、優秀なAIで複雑なマスク処理が初心者でも簡単にできます。
RAW現像ソフトの中で最高の写真整理機能
写真整理もRAW現像ソフトで行うのが基本です。このため、写真整理機能が充実していることもRAW現像ソフトを選ぶうえで重要です。Lightroomの写真整理機能は優秀で、他の有料ソフトと比べても群を抜いています。写真の比較、セレクト、過去の写真の検索、すべてが快適かつ効率的にできます。
みんなが使っているから安心
Lightroomは日本で最も有名でユーザーの多いRAW現像ソフトです。プロ、アマ問わず多くの人に愛用されています。このため、わからないことがあっても詳しい人が簡単に見つかります。ネットで検索しても情報がたくさん出てきて、使い方が分からず困ることがありません。特にこれから始める初心者にはおすすめです。
Lightroomの基本情報
Lightroomが使えるプランは3つあります。
Lightroom単体プラン | フォトプラン | コンプリートプラン | |
---|---|---|---|
月額料金 | 1,078円 | 1,078円 | 6,480円 |
Photoshop | 〇 | 〇 | |
Ligitroom Classic (パソコン専用アプリ) | 〇 | 〇 | |
ほぼすべてのAdobeアプリ | 〇 | ||
クラウド容量 | 1TB (写真約16,000枚分) | 20GB (写真約300枚分) | 100GB (写真約1,500枚分) |
Photoshopも使えてお得なフォトプランがおすすめ!
満足できなければ返金してもらえるから負担もありません。
写真編集だけでなく、動画編集もする場合は、Creative Cloudコンプリートプランがコスパよくてオススメです。
多くのYoutuberが使っている動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro」もプランに含まれています。
Lightroomの最安値は公式サイト!
Lightroomをどこで購入すれば、一番安く買えるか徹底調査しました。今回は、アマゾン、楽天、ヤフー、公式サイトで調査を実施。
その結果、公式サイト以外では、アマゾンとヤフーで購入できることが判明!
ただし、最安値は公式サイトです。
ヤフーは論外なほど高いです。
アマゾンでも購入することができますが、一番お得なフォトプランのクラウドストレージ20GB版の取り扱いはありません。高価な1TB版だけです。
さらに、アマゾンでは全額返金保証がついてきません。そのため、Lightroomを購入するなら公式サイトからの購入が一番お得です。
(調査日:2023年4月21日)
返金保証は公式サイトだけ
Lightroomの評判・口コミ
独自のアンケートで集めたLightroomの口コミを紹介します。
スマホにアプリをダウンロードしておけばどこでも画像の編集が可能なのはおすすめ。
また、大量の写真セレクトや編集したものの管理をするときには、PC上の画面は見やすくなっているので、写真ごとの管理も簡単なうえ、基本的な編集に加え、部分的な色補正などより細かい編集もしやすくなている。
機能が多いので使い方に慣れるまでは時間がかかるとは思うが、慣れてしまえばどんな人でも簡単に使えるソフトだと思う。
AIで編集が簡単にできる
40代後半 男性
Instagramに、主に愛犬、景色やグルメなどの写真を上げる際に、加工するのに使っています。AIが写真の特性にあわせて、おすすめのプリセットを表示してくれるので、編集がとても簡単になりました。
また、自分にカメラの師匠と呼べる人がいるのですが、その人と共有アルバム機能を使用して、写真の編集をしてもらったりして、活用の幅が広がっていて楽しめます。
Photoshopとセットのプランはコスパがいい
30代前半 女性
LightroomでRAWデータを加工するのは初心者でもとても簡単で、あったらいいなと思う機能はすべてついていると思います。
特に比較しながらの作業や、色味調整のコピー&ペースト、歪みやかすみの除去など、今までPhotoshopで加工していた部分もLightroomである程度まかなえています。またPhotoshopとセットのプランはコスパがいいと思います。
もう少し安ければいいと思うけど、使いやすさには満足
20代後半 男性
値段が少し高いもののRAW現像できるサービスとして使いやすいなと思いました。写真の整理がしやすくてバランスが良く、気軽に利用できるようになっています。発色が良くて色鮮やかな作品を作成できるようになっていますので使い心地が良いなと思いました。利用者も多いのが頷けるような安定感のあるサービスです。
簡単に自分好みに加工できる
20代前半 女性
自分好みの色合いや画質に簡単に加工できるところが気に入っています。
写真の手ブレ補正などで画質を高められるのはもちろん、わざとぼかして味のある写真にするなど、写真に合わせた多様な加工を行うことができて、料金も月1000円程度でリーズナブルに利用できるので撮影した写真をその日のうちにデータとして取り込んで加工していけてかなり満足しています。
Lightroomのよくある質問
Lightroomに買い切り版はある?
買い切り版はありません。サブスクのみです。
Lightroomのスマホアプリは無料で使える?
モバイル版Lightroomは、基本的には無料で使えます。
パソコンとの連携、クラウドへの写真保存、部分補正など、一部使えない機能もあります。
全機能を使うには有料プランへの加入が必要です。無料版と有料版の違いは?
無料で使い続けることができるのはスマホアプリだけです。パソコン版は、7日間の無料期間が終わると有料になります。
アンインストールすれば無料体験版を繰り返し使える?
Lightroomの体験版が使えるのは、1回(7日間)のみです。アンインストールして再インストールしても無料体験版の利用期間は延長されません。
年間プランを途中で解約できる?
有料プラン開始後、14日間以内なら全額返金で解約できます。14日経過後は、50%のキャンセル料が必要になります。
詳しくはこちらをご参照ください。
Creative Cloudサブスクリプション条件と返金ポリシーについて学生割引はある?
あります。通常6,480円のコンプリートプランが1,980円で利用できます。ただし、本サイトでおすすめしているフォトプランには学割がありません。
どのメーカーのカメラでも使える?
RAWデータは各社独自のフォーマットですが、Lightroomは主要カメラメーカーをすべてサポートしています。Canon, Nikon, SONYはもちろん、スマホカメラもサポートしています。
サポート対象機種はこちらをご覧ください。
Camera Rawがサポートするカメラ複数のパソコンで使える?
1つのライセンスで2台まで同時にインストール可能です。
旅先ではノートパソコンを使って、家ではデスクトップパソコンという使い方ができます。
3台目にインストールする場合、インストール済みのパソコンのアプリケーションを非アクティブにすれば、3台目のパソコンにインストールできます。PhotoshopではなくLightroomを使うメリットは?
Lightroomは、写真に特化しているため、写真の管理、閲覧、編集(RAW現像)がスムーズにできます。写真を並べて比較したり、複数の写真に一気に編集設定をコピーすることも簡単にできます。
編集(レタッチ)した写真は元に戻せる?
Lightroomは元の画像データを維持したまま編集可能です。編集履歴を戻せば、いつでも元の写真に戻すことができます。完全な初期状態に戻すだけでなく、編集履歴の任意のところまで戻すこともできます。
Lightroomは3種類ある
一言にLightroomと言っても、実は3種類あります。
Lightroom Classic | Lightroom | モバイル版Lightroom | |
---|---|---|---|
パソコンで利用 | 〇 | 〇 | |
スマホ・タブレットで利用 | 〇 | 〇 | |
写真プリント | 〇 | ||
写真保存先 | ローカルディスク | クラウド | 無料版はローカル 有料版はクラウド |
写真編集機能 | ★★★ | ★★ | ★★ |
フォトプランならすべてのLightroomが使用可能。
Lightroom単体プランはLightoom Classicが使えないので注意。
Lightroom classicの特徴
- 編集機能が充実していて、本格的なRAW現像ができる
- 写真整理機能が優秀で、大量の写真管理に向いている
- クラウド容量が少なくても良いため、一番安い20GBのプランで問題ない
- プロファイルを指定して写真プリントできるため、印刷と画面の色の違いを調整しやすい
本格的にRAW現像をするなら編集機能が充実しているLightroom Classicがおすすめ。
Lightroomの特徴
- クラウドに保存されるため、バックアップを気にしなくて良い
- スマホ、タブレット、パソコンでクラウド上の写真を共有して編集できる
- AIでおすすめプリセットを提案してくれるためお手軽
モバイル版Lightroomの特徴
- スマホ、タブレットで使用可能
- 基本機能は無料で使える
- クラウドの利用など、一部機能は有料プランへの加入が必要
フォトプランなら全部機能制限なしで使えるので、実際に使ってみて自分に合うものを使いましょう。
プロも使う本格的RAW現像ソフト
Lightroomは、RAW現像機能だけでなく、写真管理も充実している高性能ソフトです。本格的な機能のLightroom ClassicとPhotoshopが使えるフォトプランがおすすめです。実際に見た時の感動を写真でうまく表現できないという方は、一度使ってみて下さい。劇的に写真が良くなります。公式サイトからの購入で、7日間の無料体験ができ、さらに14日間の返金保証もあります!実際に使ってみて満足できなければ、全額返金してもらえるので、RAW現像ソフトが初めてでも安心して申し込むことができます。
細かな編集が可能で、PCとスマホで使い分けできるのが非常に便利
20代後半 男性