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ビーチで水中スクーターLefeet S1を使った感想

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小型軽量で話題の水中スクーターLefeet S1をビーチダイビングで使ってみたので、良かった点、悪かった点をお伝えします。
今回も足に着けるオプションを使用しました。

良かった点

水面移動がラク

ビーチダイビングでは、ある程度の深さになるまで水面移動してエントリーする場合があります。
この水面移動が意外と疲れるのですが、Lefeetを使えばらくらくです。
水面移動って、フィンが水面に出てしまってうまくフィンキックできなかったり、風や波の影響を受けてなかなか進まないということがあると思います。
特に今回は風が強く、何もしなかったらどんどん流されていくような状況だったのですが、Lefeetを使えばレバーを押すだけで進んでくれるので、快適に水面移動できました。
水面移動がラクだと、潜る前に息切れすることもないので、余裕をもってエントリーできます。

当日はこんな感じで波風が強い状態でしたが、Lefeetなら余裕です

浮かない

ダイビングの後半になると浮きやすくなり、エキジット直前の水深3mくらいを移動するのは大変という経験があると思います。
Lefeetを使うと、浮きづらくなります。
単純にLefeetの重さ分、沈みやすくなっているということではないですよ。
浮きそうな状態で頑張ってフィンキックで進むより、Lefeetで進む方が浮かないのです。
フィンキックは上下運動で推進力を得るので、どうしても上に向かう力が発生してしまうのだと思います。
Lefeetは上下のアクションなしで真後ろに水を噴射して進むことができるので、フィンでバタバタするより断然浮かないです。
何もしなかったら少し浮くぐらいの浮力でも、Lefeetを使って進んでいるとほとんど浮力を感じないくらいまっすぐ進む感覚があります。
たぶんこれは体験してみないとわからない感覚だと思いますが、フィンキックがうまいとか下手とかいうレベルではなく、Lefeetが動いている間は浮力がかき消されたように感じました。

エキジットがラク

エキジット直前は波があったり、ダイビングで疲れていたりで、エキジット口にたどり着く数メートルが大変というときがありますが、Lefeetだとラクにエキジットできます。
多少波があってもほとんど気にならないくらい簡単にエキジット口にたどり着けます。
今度やってみたいのは、フィンを先に脱いでエキジットしてみることです。
通常、エキジット口の足が着くところまで行ってからフィンを脱ぎますが、この波打ち際でフィンを脱ぐ作業って結構大変です。
波打ち際で転倒するケースも多いので、足が着くところまで行ったらすぐに陸まで上がり切るのが理想ですが、フィンを履いているとそうもいきません。
Lefeetがあれば、エキジット手前の水中でフィンを脱いでおいて、Lefeetで足が着くところまで移動したらすぐ陸に上がるということができるのではないかと思います。
波打ち際でもたもたするより安全にエキジットできるのではないでしょうか。

悪い点

重い

Lefeetは水中スクーターとしては小型軽量ですが、それでも2台使うと合計で5kg程度になります。
これだけなら大した重さではないのですが、通常のダイビング器材+タンク+ウェイト+一眼ハウジングという状態だと、この追加5kgは結構つらいです。
重さは全身に分散されているので、ただ立っているだけではそこまでつらいと思わないのですが、ビーチダイビングでエキジットするときに一気に重さを感じます。
エントリーは下り坂だからいいのですが、エキジットは上り坂になるので、数メートル歩いただけで足がパンパンになります。
他の器材の方が重いので、Lefeetだけのせいではありませんが、やっぱりいつもよりエキジットの上り坂がつらいと感じました。
どうしてもつらい場合は、波が来ないところまで上がってきたら、器材を少し降ろすのも良いと思います。

荷物が多くなる

集合場所まで電車で移動して、ダイビングサービスにピックアップしてもらうという場合、自宅から駅までの移動や、電車移動が結構大変です。
ダイビングの大きいキャスターに加えて、一眼のハウジングとLefeetを持っていくことになります。
私はハウジングとLefeetを同じキャリーバッグに入れて移動していますが、この2つを合わせると結構重いので大変でした。
ダイビングはLefeetがあると本当に快適なので、毎回持って行きたいのですが、この荷物の多さを考えると少し迷ってしまいます。

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